今月は、健康保険と厚生年金の手続きについて。

労働保険と違い、健康保険等は労働者一人一人の月々の給与と賞与の額がもとになって算定されます。

 

健康保険

標準報酬月額

 * 被保険者の報酬月額を47等級の区分に当てはめることによって決定

標準賞与額

 * 賞与の月において、その額の1000円未満を切り捨てた額

    (年間累積賞与は540万円までを限度とし計算)

 

厚生年金

標準報酬月額

 * 被保険者の報酬月額を30等級の区分に当てはめることによって決定

標準賞与

 * 賞与の月において、その額の1000円未満を切り捨てた額

     (1回の賞与につき150万までを限度とし計算)

 

毎月の給与から控除されている健康保険・厚生年金は上記の額を基として計算されています。

次回には算定は誰がして、それは、いつするのか? を話したいと思います。

 

ブログに書いてあるのは、一般的なことであって保険関係には例外も多くあります。 

また、詳しくは書けないほど複雑な仕組みになっていますので、皆様の疑問も多いかと思います。

その場合、気兼ねなく「お問い合わせ」のコーナーより質問等してくださいますよう。