キャリアップ助成金とは

これから、従業員教育をし戦力にしたいと考えている事業主さんにとってはとても役に立つ制度です。


活用例1

今は新規に従業員を雇うことは厳しいが、半年後・1年後には必要になる、かつ、その時の従業員は戦力であってそれから教育するのでは間に合わない。

・・・有期労働者を雇い入れキャリアップ助成金を利用して半年間の業務の中で会          社の仕事を覚えてもらう、その後、教育の成果が出て社員としての能力が備われば、正規社員として雇い入れる。

→ 時給換算で訓練中の給料は国から事業主に支給されます。

  訓練終了後、正規社員にすると又一定の金額が授業主に支給されます。


活用例2

今、契約の有期雇の従業員はいるのだが、社員にしようと考えている。

→ キャリアップ助成金を活用して社員にすると一定の金額が事業主に支給されます。



申請その他には、それなりの手続きが必要ですが、半年間の教育で仕事を覚えてもらおうという趣旨です。

事業主側から見ると、半年間仕事を教えて戦力に成るように育てる間は、国が給料の大部分と教育に必要な教材等を負担してくれる、なおかつ、その人が社員になれば報償として事業にその後の半年間の給与に対し一定の負担をしてくれる制度です。


訓練期間中(3~6か月間) OJT・・・時給で700円

             OFFJT・・時給で800円

             教材等・・20万を限度として



正社員化 (正社員として6か月勤務の後) 

                ・・40万円 (現在は50万円)


このような内容ですが、従業員を増やしていこう、又は、従業員の補てんを考えている事業主様にとっては有効な人材確保の方法として非常に助かる制度です。